「リアル脱出ゲームに成功したい」
「リアル脱出ゲームのコツが知りたい」
こんな声に答えます。
この記事では、『リアル脱出ゲーム』でもっと成功するためのコツや攻略法を紹介していきます。
『リアル脱出ゲーム』は、成功率は基本的に10%台・簡単なものでも30%程度となっています。
私も最初のころは全然成功できませんでした。。。
しかし、参加しているうちに、ある程度よく出てくるパターンが分かり、このパターンを意識すればだんだん成功率は上がっていきました。
全てがこれに当てはまるわけではありませんが、意識しておくべきパターン・コツを紹介していきたいと思います。
私が『脱出ゲーム』『謎解き』に250回以上参加した経験をもとに書いています。
ちなみに現在の私の成功率は、約68%です。
今回は、特に種類が多い「ホール型」と呼ばれるリアル脱出ゲームをイメージして書いていきます。
ただし「ホール型」以外のリアル脱出ゲームにも共通するコツは多くあるので、読んでみてください。
・リアル脱出ゲームの種類については、「脱出ゲームの種類をぜんぶ知っていますか??【○○型 5種類を解説】」で紹介しています。
基本的な『リアル脱出ゲーム』の構成
少し特殊な公演もありますが、基本的に『リアル脱出ゲーム』は、このような構成で進んでいきます。
小謎とは?
このステップでは、一気にたくさんの問題が出てきて解くことになります。
小謎は、基本的に以下のような問題が多いです。
・その問題だけで解ける問題
・「最初に配られる資料」や「壁に貼られている情報」と組み合わせて解く問題
中謎とは?
小謎を解いた後は、中謎と呼ばれる謎が出てきます。
1つの謎をチーム全員で協力して解いていくことが多いです。
その問題だけで解けることもありますが、後半になればなるほど「これまでに出てきた問題や解答用紙などの情報」を使って解く場合が多いです。
この中謎を解いてチェックポイントで提出、を何度も繰り返し、ストーリーを進めていきます。
大謎とは?
中謎をいくつか解いていくと、いよいよ最後の謎です。
いままで出てきた全ての情報を組み合わせて、最後の答えを導いていきます。
ストーリーもきちんと理解していないと、ここで詰まってしまいます。
大謎といってもいろんな種類があります。
最後の答えが出たからと言って油断できない場合も。
・あることにひらめかないと、そもそも解けない問題
・あることにひらめかないと、間違った答えが出る問題
・正解の答えは出るが、合わせて「ある行動」をしておかないといけない問題
時間ギリギリでたどり着いても、最後まで解くことができないので、ある程度時間に余裕を残して大謎にたどり着くことが必要になってきます。
たいてい、ここで失敗してしまいますよね。。。
『リアル脱出ゲーム』のコツ・攻略法 (基礎編)
情報共有・役割分担
これは、どのリアル脱出ゲームに行っても説明される、基本中の基本になります。
特に序盤では、チーム内で「役割分担」して謎を解いていくことが必要です。
小謎では一度にたくさんの問題が出てくるため、皆が同じ問題を解いていると、あっという間に時間が無くなってしまいます。
また、役割分担して解いていると、自分しか見ていない問題があることになります。
それが後で重要なヒントになるかもしれないので、こういう問題があったよ、ということはチームの皆に「情報共有」しておくようにしましょう。
(可能ならば)人数を集める
1チーム分のメンバーを集めてみんなで参加する方が、情報共有もしやすく、コツや攻略法を共有して参加できるので、成功率は上がりやすいです。
ただし、私はいつも妻と2人で参加しており、その場で知らない人と同じチームとなることがほとんどなので、私くらいの成功率であれば、十分、2人でも成功できます。
ステップごとの『リアル脱出ゲーム』のコツ・攻略法 10選
開始前
① ストーリーシート等、読んで良い紙があれば、じっくり読み込んでおく。
② 知らない人とチームを組む場合は、少し話して打ち解けておく。
公演開始前には、ストーリーの設定などが書かれた紙が配られることが多いです。
この紙は、ゲーム中も重要なヒントとなってくる場合があります。
出来る限り、早めに会場に入り、ゲーム開始前に読み込んでおくようにしましょう。
設定を理解しておくことと、もし変な記号などがあればチェックしておきましょう。
また、知らない人とチームを組む場合は、少し話しておくことをオススメします。
その方が、お互いにいろいろ情報共有しやすいですし、盛り上がって楽しく解いていくことができますよね。
ストーリ―説明・ルール説明
③ 登場人物や司会の重要なセリフは必ずメモする。
実はこの時点からゲームは始まっており、最後まで解くために重要な情報を、司会が言ったり映像として流れることがほとんどです。
司会が、「重要なヒントです」と教えてくれる場合もありますが、サラッと言うだけの場合も多くあります。
特に、手元の紙に書かれていない「登場人物・ストーリーの新しい設定」があれば、忘れずにメモしておくようにしましょう。
ここで、チームの誰も覚えていないと、ゲームの途中で詰んでしまいます。。。
また、謎を解き始めてからもストーリーに関する映像が定期的に流れる場合があります。(昔に作られた公演はこのパターンが多いです。)
この時も、起こった出来事を忘れずメモするようにしましょう。
小謎のコツ
④ とにかくたくさん問題を解き、よく出るパターンを覚える。
⑤ ストーリーに関する新たな設定が書かれている場合は要チェック。
小謎は、とにかくいろいろな問題を練習して、パターンに慣れることが重要です。
謎解きの練習ができる本も、下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
●参考記事 ⇒⇒⇒「『5分間リアル脱出ゲーム』の感想・口コミ紹介」
また、たまに小謎の中に、ストーリーや登場人物にかかわる情報が書かれていることがあります。
「部屋Aには監視カメラがある」「この人物はこのアイテムを持っている」などといった、いかにも怪しい情報があれば、忘れずにチェックしておき、チーム内でも共有しておくようにしましょう。
このような情報が書かれていれば、たいてい中盤~終盤で重要になってきます。
中謎のコツ
⑥ 前の問題や解答用紙に注目する。
⑦ 変な記号が出てきたら、フォントや色をチェック。
中謎になると、少し難しくなります。
その問題だけで解ける問題もありますが、これまで解いた問題や解答用紙をもう一度使って解くことが多いです。
その問題だけで考えても分からない場合は、前の問題や解答用紙を見直すようにしましょう。
また、「【 】の中」「●の間」など、よくわからない記号があれば、過去にそれが出てきている場合が多いです。
必ずではありませんが、同じフォントや色で書かれていることが多いので、それに着目して探し出せば良いです。
大謎のコツ
⑧ 簡単に解けそうな問題でも、裏があることに気付く。
⑨ もう一度チェックポイントに行くことで、変化を起こせないか?
⑩ 使ってない情報に着目する。
ここまで来たら脱出まであと一歩なのですが、ここを解けるかどうかで成功・失敗が分かれます。
さっきも書きましたが、大謎にはこのようなパターンがあります。
- あることにひらめかないと、そもそも解けない問題
- あることにひらめかないと、間違った答えが出る問題
- 正解の答えは出るが、合わせて「ある行動」をしておかないといけない問題
2つ目・3つ目のパターンは、これまでの設定からそのままではダメなことが分かったり、最終的な目的を果たせなかったりすることがほとんどです。(例えば、「全員で生還すること」が目的なのに、誰か犠牲が出てしまう、など)
まずは「そのままではダメなこと」に気付き、その上でどうやればそれを解決できるかを考えることが重要です。
特に「ホール型」での公演では、『もう一度、チェックポイントに行くこと』がけっこう多いです。
これまでチェックポイントでは、中謎の答えを提出したら何か進展があったはずです。
もう一度チェックポイントに行ったり、中謎のときとは違った答えを提出することで、さらに情報が得られないか・新たな変化を起こせないかを考えましょう。
その行動によりアイテムなどが手に入り、大謎が解けるようになるパターンが多いです。
あとは、これまでの情報を全て使ったかを意識することも重要です。
「司会が最初に言ったヒント」「これまでの問題で出てきたヒント」「チェックポイントで聞いた重要な言葉」など、怪しい情報はすべて使ったかを確認してみてください。
ただし、関係がないこともあるので、これにあまりとらわれすぎないように注意しましょう。
【リアル脱出ゲームのコツ】成功するための10個の攻略法 まとめ
この記事では、『リアル脱出ゲーム』で成功するためのコツや攻略法を紹介させていただきました。
成功を目指すための方法をいろいろ書いていきましたが、まずは皆で楽しんでやることが第一だと思います。
成功することを意識しすぎると、1人で突っ走ってしまいたくなる気持ちも分かりますが、チーム内できちんと情報を共有し、皆で楽しんで解いていきましょう。
皆で解いていった方が、チームメンバが思わぬところに気付いたりできるので、結果的に成功率も上がるはずです♪
今回紹介したコツを読んで、ぜひ成功を目指して色々な脱出ゲームにチャレンジしてみてください。
それでは、この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
関西の方は、下記の記事で、脱出ゲームが遊べる施設をまとめているので参考にしてくださいね。